第4回中四国臨床工学会

今回は学生の皆様より20演題もの応募があり、昨年に引き続き、今学会でも学生優秀演題賞のセッションを開催できますことを大変嬉しく思います。学生の皆様には多くの演題をご応募いただき、誠にありがとうございました。

学生優秀演題賞の候補者は、中四国学術委員による厳正な一次審査におきまして、以下の方々が選出されましたのでご紹介させて頂きます。選出されました皆様には、惜しくも選出されなかった方の分まで、日頃の研究成果を存分に発表して頂きたいと思います。なお一次審査の結果、同ポイントの方がおられたため、優秀演題賞候補者が７名となっております。

「シングルニードル透析でのポンピングにおける分子量の違いによる比較検討」

川崎医療福祉大学　医療技術学部　臨床工学科

村上 正憲様

「治療スケジュールに基づいたシングルニードル透析の在宅血液透析への適用性の検討」

川崎医療福祉大学大学院　医療技術学研究科　臨床工学専攻

吉田 圭介様

「牛血液を用いた透析穿刺針の返血特性の評価」

川崎医療福祉大学　医療技術学部　臨床工学科

能瀬 加奈様

「静電気ノイズとバスキュラーアクセス（VA）との関連性の検討」

徳島文理大学保健福祉学部臨床工学科

秦 将巳様

「トリプルルーメンカテーテル（TLC）における血液再循環の基礎研究」

徳島文理大学　保健福祉学部　臨床工学科

竹内 雄大様

「透析治療における溶質濃度の時間変化特性の解析」

岡山理科大学　理学部　応用物理学科

嶋田 勝仁様

「バスキュラーアクセス（VA）機能不全の早期発見・治療を目的とした
VA管理データベースの開発」

川崎医療福祉大学　医療技術学部　臨床工学科

青野 由佳様

順不同

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第4回中四国臨床工学会では、将来の臨床工学技士を目指す学生皆様の演題発表を重要なセッションと位置付けております。そこで昨年に引き続き「学生優秀演題賞」のセッションを企画いたしました。

臨床工学の未来を担う学生の皆様には、日頃の研究成果を「学会」という舞台で存分にご発表いただきたいと考えております。学会発表を自身のStep upの場として前向きにTryしていただきたく、学生皆様から多くの演題のご応募をお待ちしております。

選出

最優秀演題賞・優秀演題賞・奨励賞の3賞となります。

選出方法

応募された抄録を、中四国臨床工学会連絡協議会　学術委員会委員9名（養成校関係者を除く）により氏名、所属を伏せた状態にて事前審査を行い、最終審査に進む6演題を選出します。
最終審査は、中四国地区臨床工学技士会代表者9名が選出された6演題の口頭発表を審査し、優秀演題賞の当該者を選出します。
審査結果は15日行われる情報交換会にて発表いたします。

※ 応募数が極端に少ない場合は、大会長の判断により優秀演題賞の企画を中止する場合がございます。

昨年の受賞者の方々のご紹介

• 最優秀演題賞
  「透析中トラブル対応補助を可能とした在宅血液透析（HHD）情報管理システムの開発」
  川崎医療福祉大学大学院医療技術学研究科臨床工学専攻　吉田圭介様
• 優秀演題賞
  「発振器を利用したAED対応型エネルギーテスタの試作」
  岡山理科大学理学部応用物理学科　杉岡竜馬様
• 奨励賞
  「シミュレーション解析を用いた在宅血液透析における至適透析量の推定」
  川崎医療福祉大学医療技術学部臨床工学科　今野寛之様

左より、杉岡様、吉田様、今野様（掲載許可済）

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